北九州の観客、ウェールズ国歌も大合唱 ラグビー日本代表戦

2025/07/05 14:59 

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 ラグビーの日本代表とウェールズ代表が5日、北九州市のミクニワールドスタジアム北九州(ミクスタ)でのテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2025」で対戦。

 試合開始前、ウェールズ国歌「ランド・オブ・マイ・ファーザーズ」が流れると、合唱団の歌声に合わせて観客が大合唱する光景が見られた。君が代にも合唱があり、スタジアムは大きな拍手に包まれた。

 北九州市では2019年のラグビーW杯日本大会の際に、ウェールズ代表が事前合宿をした。

 その時に実施された公開練習では、ミクスタを埋めた約1万5000人の大観衆が、ウェールズ国歌を歌って選手を出迎えた。その模様が国内外へ発信されて、大会を盛り上げる一助になった。

 今回のテストマッチ開催が決まると、市内では再びウェールズ国歌を練習する動きが広がり、試合当日も会場に近いJR小倉駅周辺でウェールズ国歌の歌詞カードが配られるなど、試合に向けた盛り上がりは高かった。【林大樹】

毎日新聞

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