夏の甲子園 三重は津田学園が6年ぶり3回目V 津商との接戦制す

2025/07/26 20:25 

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 第107回全国高校野球選手権三重大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)は26日、津球場公園内野球場で決勝が行われ、津田学園が1―0で津商を破り、6年ぶり3回目の優勝を果たした。津田学園は8月5日に阪神甲子園球場で開幕する全国選手権に三重代表として出場する。

 3年ぶりに決勝に進んだ津商は2015年以来、10年ぶり2回目の優勝はならなかった。【長谷山寧音、渋谷雅也】

 津田学園が接戦を制した。両チーム無得点の六回2死一、二塁から、正木の中前適時打で先制点を挙げ、逃げ切った。先発の桑山は球を低めに集める安定した制球で被安打3、6奪三振で完封した。

 津商は打線が相手投手を攻略できず、八回無死満塁の好機も生かせなかった。

 ◇津田学園・佐川竜朗監督

 みんなで取った勝利。(八回無死満塁のピンチで無失点)あそこで守れたのが試合の分岐点。桑山だけではなく、奇跡を信じてやり続けた結果だと思う。

 ◇津田学園・恵土湊暉主将

 「全員で1点を取る」という考えが結果につながった。ここからがスタートだと思って、三重代表として恥じないプレーをしていきたい。

毎日新聞

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