夏の甲子園、入場行進の先導は大体大浪商主将 開会式、初の夕方開催

2025/07/25 21:32 

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 8月5日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する第107回全国高校野球選手権大会の運営委員会が25日、大阪市内であり、開会式の入場行進の先導役を大体大浪商(大阪)の安田智樹主将が担うことを決めた。

 前身の浪華商は、戦後初の大会となった第28回全国中等学校優勝野球大会で優勝した。戦後80年の節目に平和への願いを込めた人選となった。

 始球式は、5人制野球「ベースボール5」のユース代表で、今春のアジアカップで優勝した中京大中京(愛知)軟式野球部3年の森本愛華さんが投手を、横浜隼人(神奈川)硬式野球部3年の平野将梧さんが捕手を務める。

 熱中症対策では、初めて午後4時から実施される開会式では日陰となる一塁側に司会者や合唱・吹奏楽の生徒ら、三塁側に審判団らが整列し、従来の配置と入れ替える。前回大会で第1、2試合のチームに重点的に準備していた補食は、全試合に拡大して提供する。【長宗拓弥】

毎日新聞

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