ミラノ五輪まで半年 メダルラッシュ期待のフィギュアスケート日本勢
2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの開幕まで半年あまり。関心の高い競技の一つがフィギュアスケートだ。日本勢は女子の荒川静香さんが金メダルに輝いた06年トリノ五輪以降、5大会連続でメダルを手にしており、今回もメダルラッシュが期待される。
ミラノ大会では、男子▽女子▽ペア▽アイスダンス――の個人種目に加え、団体が実施される。
このうち、初のメダル獲得が期待されるのがペアだ。「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)は昨季の世界選手権で2年ぶりの優勝。代表決定は今年12月ながら、日本のエースペアだけに五輪代表が確実視される。前回の22年北京五輪は日本勢歴代最高の7位だったが、結成7季目を迎え、2人の息の合ったスピード感あふれる滑りは熟練の域に達している。表彰台も夢ではない。8月で33歳となる木原選手には、フィギュアの日本勢では初となる4大会連続五輪も懸かる。
日本の男女シングルは、00年代から世界で高いレベルを維持し続けてきた。男子は10年バンクーバー五輪から北京大会まで4大会連続で五輪の表彰台に上がっている。今季、主力として活躍が期待されるのが、鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)だ。
18歳で出場した北京大会で銀メダルを手にし、フィギュアでは日本の最年少メダリストに。その後も着実に成長を続け、昨年の全日本選手権で初の頂点に立った。2大会連続の五輪へ向け、本人も「銀の次は金しかない」と高い目標を掲げている。
女子は22年北京大会銅メダルの坂本花織選手(シスメックス)が、ミラノ大会を競技人生の集大成に位置づける。
北京大会で10年バンクーバー大会2位の浅田真央さん以来3大会ぶりとなる日本女子の五輪メダルを手にした坂本選手は、その後、22~24年世界選手権を3連覇。今年3月の世界選手権は2位で4連覇こそ逃したが、世界トップの力を維持し続けてきた。今季限りでの現役引退を明言しており「団体、個人ともに銀メダル以上を狙って頑張りたい」と意気込む。
4種目で争う団体は14年ソチ五輪から始まった種目で、日本は前回の北京大会で初の表彰台となる銀メダルに輝いた。もともと実力のある男女シングルに加え、「りくりゅう」が世界でも屈指のペアに成長したことで総合力が増した。出場メンバーは現時点では未定とはいえ、ミラノ大会もメダルは射程圏内にある。【倉沢仁志】
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