大相撲「身近に感じて」 冬巡業の高松場所、12月13日に

2025/08/04 20:00 

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 高松では2年ぶりとなる「大相撲高松場所」が12月13日にあなぶきアリーナ香川(高松市)で開催されることになり、野田勉実行委員長(あなぶきエンタテインメント社長)と日本相撲協会巡業部の枝川親方(元前頭・蒼樹山(あおぎやま))が4日、同市内で記者会見して概要を発表した。大の里、豊昇龍の2横綱をはじめとした人気力士が多数参加予定で、稽古(けいこ)や取り組みなどを披露する。

 大相撲の冬巡業の一環。当日は午前9時から公開稽古があり、午後からは力士2人がユーモラスに禁じ手を解説する初切(しょっきり)や、節回しが独特の「相撲甚句」も披露される。また、土俵入りや取組、弓取式も予定されている。

 野田実行委員長は「今季の冬巡業は四国で香川だけ。県外の人にも見に来てほしい」。枝川親方も「本場所はピリピリ近寄りがたい雰囲気だが、巡業はリラックスムード。身近に感じてもらいたい」とPRしていた。

 チケットは4000円~2万円。5日にインターネットや電話で先行販売し、8日からはプレイガイドなどで一般販売する。問い合わせは、実行委事務局(087・802・5119)。【広田正人】

毎日新聞

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