鳥取城北・加藤監督「流れも何も…完敗です」 夏の甲子園

2025/08/06 16:44 

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 全国高校野球選手権大会は第2日の6日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、鳥取城北は仙台育英(宮城)に0―5で敗れ、13年ぶりの初戦突破はならなかった。

 試合後の鳥取城北・加藤重雄監督の主なコメントは以下の通り。

 ◇鳥取城北・加藤重雄監督

 正直、完敗ですね。打たれて、打てず。ちょっと考えられないようなミスも出て……。甲子園にのまれたうんぬんじゃなくて、やっぱり相手が上だったと思います。

 (大量失点した四回に先発の田中勇飛投手が)まさか、あそこでああいう捕まり方すると思わなかったんですけども。決して(先発を)引っ張った気持ちはないんですけども。また次の回のホームランですね。

 先頭を出したら鈴木に変えようかなという判断はしていたんですけど、それがホームランという形で。ちょっと後手、後手っていうか、自分の判断が遅くなったというような反省にならざるを得なかったと思いますね。

 (相手投手は)変化球が多いのは分かっていたんですけど、あそこまで低めが多い中で、ボールになる球が多いから見逃せと思っていたんですけど。やはり三振が多いというのは、対応力不足というよりも「ピッチングはスピードだけじゃない」という素晴らしいピッチングでした。

 なんとか1点とか、そんなせこいことは考えてなくて、勝ちに行ったんですけど、うちの展開でまず先発投手が抑えて、先制してこっちに流れを呼ぶというのが全く(できなかった)。

 途中まで3安打ですから、最終回に一本が出たものの、これでは流れも何もつかめない。ほんとに完敗ですね。強がり言っている場合じゃなくて、全国の壁はやっぱり厚いということだと思います。

 (2025年1月に監督に就任し)1年目で、まさか出られるとは正直、思わなかったんですけど、よく(甲子園に)連れてきてもらったなというのと、だからこそ勝たしてやりたいという気持ちでしたね。

毎日新聞

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