宮崎商監督「奇跡のバックホームもイメージしたが…」 夏の甲子園

2025/08/06 15:41 

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 全国高校野球選手権大会は第2日の6日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、宮崎商は開星(島根)に延長十回タイブレークの末に5―6でサヨナラ負けし、17年ぶりの白星とはならなかった。

 宮崎商の橋口光朗監督の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇1球の怖さを改めて

 宮崎大会から1点差の試合が多くて「最後に何かやってくれるかな」と信じていた。(九回に2点差を)追いついてくれて、生徒は最後の最後まで頑張ってくれた。本当に成長を感じました。甲子園に連れてきてくれただけでも、感謝したいです。

 (延長十回を同点のまま終えたら、今大会の規定で継続試合となっていたが)もう表に1点を取れなかった時点で、(裏は)守るしかないと思っていた。時間とか、そういうことではなくて、最終回を守ることしか考えていませんでした。

 ただ、(十回裏は失策が絡んで無死満塁となり)1球の怖さを改めて感じた試合になりました。練習でできても、試合でできないのが甲子園。経験がものを言うこともあります。また子どもたちと一緒に頑張りたいです。

 (センターへの犠飛でサヨナラ負けとなったが、中堅手の日高佳利=かいり=選手から良いバックホームがあった)もう100点ですね。「奇跡のバックホーム」もイメージしましたけど、ストライクボールが来たので(セーフだったが)仕方ないです。

毎日新聞

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