バスケットボール女子 新監督のもと3連覇を目指す富士通が練習公開

2025/08/07 08:55 

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 バスケットボール女子のWリーグで、日下光新監督のもと3連覇を目指す富士通が7月29日、報道陣に練習を公開した。パリ・オリンピック日本代表の町田瑠唯、林咲希らを中心に、試合形式の練習で汗を流していた。

 終了後、今季からチームに加入した選手たちが取材に応じた。2022年に引退し、出産を経て3年ぶりに復帰した前沢澪(33)は「スピード感はだいぶつかめてきているが、ディフェンスはもっと強化したい。2歳の娘に試合している姿を見せたい」と意気込みを語った。

 米国出身でシカゴ大卒の佐藤華純(23)は「パリ五輪では、男子は米国を、女子は日本を応援した。日本代表になって五輪に出たい」と話した。6歳の時に米プロバスケットNBAのスター選手、レブロン・ジェームズのプレーを見てバスケットを始めたといい、同じ背番号23をつけて新天地でレベルアップを目指す。

 ルーキーイヤーに臨む筑波大卒の山田葵(22)は「オフェンスのスピードなど自分の強みを生かして、チームの勝利に貢献できるよう頑張りたい」と話した。

 Wリーグ2025~26シーズンは10月18日に開幕し、4回戦総当たり方式のレギュラーシーズンでプレーオフ進出を争う。【和田大典】

毎日新聞

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