佐賀北監督、7回制導入検討に「優勝した時も八回に…」 夏の甲子園
全国高校野球選手権大会は第10日の15日、阪神甲子園球場で2回戦があり、佐賀北は明豊(大分)に1―6で敗れ、優勝した2007年大会以来、18年ぶりの2回戦突破はならなかった。
佐賀北・本村祥次監督は試合後、変革期を迎えている高校野球界についての持論も語った。
主な談話は次の通り。
◇佐賀北・本村祥次監督
先発の稲富は粘り強く投げてくれた。打線は(明豊と)ヒット数があまり変わらない中で、最後の1本、つながりという部分で差が出た。
<五回終了時点で約1時間の降雨中断を挟んだ>
3点取られ、1点取り返した後の中断だった。「しっかり守備で粘れば、絶対チャンスがある」と話したが、難しい打球や足を(グラウンドに)取られて、うまくいかなかったところがあった。
<夏の甲子園で1勝した意義は>
戦力的になかなか甲子園で1勝を目指せるわけではなかったが、本当に一人一人が勝利のために何をすればいいか考えてプレーしてくれた。その結果、大きな1勝をつかむことができた。
<「がばい旋風」の再来を期待する声もあった>
そう思っていただけるのは、すごくありがたい。たくさんの応援に後押しされ、選手は自分たちの色も出そうとしっかり考えながら一生懸命プレーした。
大舞台でも積み重ねた成果を発揮してくれて、まさか1勝を挙げてくれると正直思っていなかった。「高校生ってすごいな」と感じました。
<DH制の導入や7イニング制の検討など、高校野球は変化している>
(DH制は)ピッチャーの疲労軽減もありますが、何かに秀でた選手が(出場の)機会を得られる点に限っては良い制度だと思います。
(7イニング制については)9イニングあっての高校野球だと私は思っています。佐賀北が優勝した時も、(決勝の)八回に(逆転満塁本塁打の)ドラマがあった。
最後の最後まで何があるかわからない高校野球は、長いイニングで(途中交代の)選手が出る機会が多ければ、流れが変わる可能性も増えてくる。なんとか9イニングさせていただきたい気持ちはあります。
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