西部ガス・大畑投手 強気の右腕、大舞台で真価発揮へ 都市対抗野球
第96回都市対抗野球大会は28日に開幕し、九州からは第1代表の福岡市・西部ガス(2年ぶり8回目)と第2代表の大津町・Honda熊本(2年ぶり18回目)が出場する。西部ガスは9月2日の第1試合(午前10時開始予定)で日立市・日立製作所と対戦。活躍が期待される注目選手を紹介する。【角田直哉】
◇西部ガス 大畑蓮投手(23)
未完の大器が独り立ちしつつある。大分・明豊高から入社6年目。「新しい戦力が台頭していかないと。それは自分しかいない」と人一倍、強い覚悟を持つ。
これまでは中継ぎを担う機会が多かったが、オフに松薗史敏監督から「今年は最初から(先発で)いくぞ」と発破をかけられた。「うれしいよりは、自覚を持たなければと強く感じた」
長い回を投げるため意識を変えた。以前は10割の出力で、一球一球全力で投げていたが、今はフォームの力感をなくし、8割の力で継続的に同じ球を投げることを心がける。「体のバランスも考えて投げるようになり、全体的にいい方向にいっている」とうなずく。
九州2次予選は2試合に登板。第1代表決定戦は先発を担って五回途中4安打無失点と試合を作り、8年ぶりの第1代表に貢献した。元々は中継ぎが自分に合うと感じていたが「先発投手は試合中の7~8割ボールを握っていて、勝つも負けるも大きな責任を背負う。だからこそ好投できた時の達成感は特別」と新たな気持ちも原動力になった。
大舞台になるほど「燃えるタイプ」。高校時代は2019年春の選抜大会で4強入りを経験。甲子園のマウンドではアルプス席からブラスバンドが響き、一球ごとにどよめきや歓声が起こる雰囲気を力に変えた。
「先発でも中継ぎでも準備はできている。自分の投球で東京ドームの大観衆を沸かせたい」。過去最高の8強以上を目指すには強気な右腕の開花が不可欠だ。
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