日体大、2年連続「完全優勝」なるか 全国学生相撲選手権、1日開幕
第103回全国学生相撲選手権大会(毎日新聞社など主催、大正製薬、伊藤園協賛)=以下、選手権=は1、2日に堺市堺区の大浜公園相撲場で開催される。日体大は前回、チーム史上初となる個人、団体の同時制覇を達成し、今年もメンバーに有力選手がずらりと並ぶ。目指すは2005、06年の日大以来となる2年連続の「完全優勝」だ。【大村健一】
「去年より戦力は整っていますよ」
選手権が間近に迫る10月下旬。東京都世田谷区の稽古(けいこ)場で汗を流す選手たちを見つめながら、日体大の斎藤一雄監督はこう語り、太鼓判を押した。
昨年は、個人戦を制して学生横綱に輝いたブフチョローン選手が、主将としてチームの精神的な支柱になっていた。
今年はそこまで飛び抜けた存在はいないものの、学生相撲の主要大会で個人戦を制した選手は多い。斎藤監督も「(04年に)監督に就任してから、ここまで多くのタイトルホルダーがいる年はなかったと思う」と言い、選手層の厚さは出場校の中でも頭一つ抜けている。
◇「鬼門」の団体戦 選手たちに慢心なし
その中でも、杉本弘樹選手(3年・旭丘)は夏場から急成長を遂げた。8月末の全国個人体重別選手権大会では、無差別級で初タイトルを獲得。10月には、国民スポーツ大会(国スポ)で成年個人の部も制した。
昨年の選手権では、団体戦で大将を務め決勝で優勝を引き寄せた。「去年優勝したから今年も勝てるわけではないと思っているので、プレッシャーはない。チームとして、『戦う気持ち』を全員がどこまで持てるかが重要」と慢心はない。
個人戦で前回準優勝のデルゲルバト選手(2年・同)も、今年は全国選抜大学・社会人対抗相撲九州大会で優勝。「新しいチームなので、去年のことは忘れて臨みたい」と気持ちを引き締める。ほかに8月の全日本大学選抜相撲十和田大会などを制したバヤルボルド選手(2年・希望が丘)らもメンバーに名を連ねている。
主将のクリストファー選手(4年・向の岡工)は、今年は全国大会のタイトルには届かなかったものの、国スポで準優勝するなど好調。「個人の力を団体でも発揮し、完全優勝を目指します」と力強い。
ただ、個人戦が好調だった半面、団体戦の成績は昨年には及ばない。春先に選手のけががあったことも大きいが、「個々人の力だけでは団体戦で勝てない。チーム力が必要」と杉本選手。個々の秀でた力が一つにまとまった時、日体大「黄金時代」の幕が開く。
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