西部ガス・大畑蓮、先発は「監督のメッセージ」 日本選手権

2025/11/06 13:57 

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 第50回社会人野球日本選手権大会は第6日の6日、京セラドーム大阪で最後の1回戦があり、前回大会で8強入りした西部ガスは今夏の都市対抗4強のヤマハに1―11で八回コールド負けし、3大会連続の初戦突破はならなかった。

 西部ガスは、大分・明豊高から入社6年目の大畑蓮投手が先発した。ただ、ヤマハの強力打線を止められず、四回途中5失点(自責点4)で降板した。

 試合後の大畑投手の主なコメントは次の通り。

 ◇西部ガス・大畑蓮投手

 ヤマハ打線は社会人トップクラスで、真っすぐに強いのは分かっていた。自信のある直球を簡単にはじき返されて苦しい投球になった。慎重になりすぎて、変化球でかわそうとしすぎたのが反省点。コースに決めきる制球力と変化球の精度をもう一度磨いて、来年も戦っていきたい。

 <今年は本格的に先発を任されて1年目だった>

 中継ぎの時は全球100%の力で投げていた。それが力みにつながって(制球が)悪くなる傾向が昨年まではあった。

 先発で長いイニングを投げる中で、8割ぐらいの力で投げることを意識し始めて、投球自体もまとまってきた。

 <村田健投手、高椋俊平投手の2人のベテランが投手陣を引っ張ってきた>

 村田さん、高椋さんと2人のエースがいるなかで、自分が先発としてやらせていただいたのは、(松薗史敏)監督からのメッセージだと思う。

 次世代を背負う投手が出てこなければいけないと、監督も考えている。自分が自覚を持って、絶対的エースになれるように、これからも頑張りたい。

毎日新聞

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