自民・小林政調会長 補正予算案の規模は「相応の額になる」

2025/11/06 12:31 

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 自民党の小林鷹之政調会長は6日の記者会見で、政府が今国会で成立を目指す、物価高対策を柱とした2025年度補正予算案の規模について「今置かれている状況を考えれば相応の額になってくる」との見通しを示した。

 高市早苗首相は物価高への対応に最優先で取り組む姿勢を示しており、月内にも経済対策をとりまとめる方針。小林氏はデフレ経済から成長経済に転換する過渡期だとしたうえで「何かキャップをはめてやるものでもない。しっかりと積み上げていくことが重要」だと述べた。

 石破茂前政権は24年12月、物価高対策などとして、13兆9433億円の補正予算を成立させた。高市政権が掲げる「責任ある積極財政」の下、その規模を上回るかどうかが注目される。【鈴木悟】

毎日新聞

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