全日本フィギュア 佐藤駿が初表彰台 初の五輪代表を確実に

2025/12/20 21:00 

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 フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック代表最終選考会を兼ねた全日本選手権第2日は20日、東京・代々木第1体育館で男子フリーがあり、ショートプログラム(SP)5位の佐藤駿選手(エームサービス・明大)が逆転で2位に入った。佐藤選手は全日本で初の表彰台。この結果、日本スケート連盟の代表選考基準で佐藤選手が2人目の選考項目を全て満たし、初の五輪代表が確実な状況となった。

 シングルの五輪代表は、全日本選手権のシニア優勝者が1人目として自動的に決定。2人目は①全日本選手権の2、3位②グランプリ(GP)ファイナル出場上位2選手③国際スケート連盟(ISU)公認大会でのシーズン最高得点の上位3選手――を対象に、総合的に選考する。

 佐藤選手は、優勝して五輪代表に決まった鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)を除き、①~③を満たした唯一の男子選手となった。五輪代表メンバーは21日夜に発表される予定。【倉沢仁志】

毎日新聞

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