日ハム・山崎投手、闘病経験の子どもと交流 自身も15歳で腫瘍全摘

2025/12/21 10:45 

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 プロ野球・北海道日本ハムファイターズの山崎福也投手(33)が20日、小児がんなど難病の子供たちを支援する「アフラックペアレンツハウス亀戸」(東京都江東区亀戸)を訪れ、小児がん経験者の子供らと交流した。

 山崎投手は15歳の時に小児脳腫瘍が判明し、腫瘍を全摘する手術を受けて生命の危機を乗り越えた。2015年にオリックスに入団。24年から日ハムでプレーし、チームの躍進に貢献している。

 この日は小児がんや小児難病を経験した9歳~20代の男女11人とその家族が参加。山崎投手は自身の闘病時の心境などを語り、「当初は治るか不安だったが、日に日に絶対に治して野球をするという気持ちになった」と振り返った。子供たちは山崎投手とキャッチボールやクイズ大会で交流し、笑顔を見せていた。

 交流後、山崎投手は報道陣の取材に対し「僕が訪問することで少しでも明るい気持ちになってもらえたら。なんとか良くなってほしい」と話した。【木原真希】

毎日新聞

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