全日本フィギュア 「りくりゅう」がフリーを棄権 五輪代表は確実

2025/12/21 12:05 

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 フィギュアスケートのペアで昨季の世界選手権王者の「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)が東京・代々木第1体育館で開催されている2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック代表最終選考会を兼ねた全日本選手権フリー(21日)を棄権することになった。前日のショートプログラム(SP)で三浦選手が古傷の左肩を脱臼していた。

 日本スケート連盟の五輪代表選考基準では全日本選手権の出場は必須としているが、過去に世界選手権3位以上の選手がけがなどで欠場した場合には特例として選出する可能性が明記されており、ミラノ五輪金メダル候補の2人の代表入りは確実とみられる。

 ミラノ五輪でペアの日本代表枠は「2」。選考基準では、全日本選手権優勝と2位の組や、世界ランキング、シーズン最高得点の最上位組から総合的に判断するとされている。現在のりくりゅうは、シーズン最高得点(225・21点)、世界ランキングでいずれも1位。12月上旬のグランプリ(GP)ファイナルでは3大会ぶりの優勝を果たした。【倉沢仁志】

毎日新聞

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