京都市で２１日に開かれている全国高校駅伝で、好記録が相次いでいる。

　長野東が２連覇を果たした女子は、３区（３キロ）で同校の真柴愛里が従来の記録より８秒速い９分６秒の区間新記録をマーク。４区（３キロ）では倉敷（岡山）のジャネット・ジェプコエチが従来の区間記録を２９年ぶりに更新する８分３２秒を出した。

　長野東のフィニッシュタイムは１時間６分３０秒で、１９９６年大会で埼玉栄が出した大会記録の１時間６分２６秒に迫った。

　また、男子では１区（１０キロ）で学法石川（福島）の増子陽太が２８分２０秒の日本選手最高記録をマークした。さらに２区（３キロ）で山梨学院のフェリックス・ムティアニが７分４０秒の区間新記録の快走を見せた。

　男女とも雨の中でのレースとなり、気温が上がりすぎないことが好記録につながったとみられる。【岩壁峻】