センバツ大会歌「男声コーラスで力強さも」 合唱担当校が共学化

2026/03/18 17:56 

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 第98回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)の開会式で歌われる大会歌「今ありて」。71年前から大会歌の合唱を担当する神戸山手グローバル高校(神戸市中央区)は今年度から男女共学化された。男声コーラスが加わった歌声が初めて甲子園の舞台で響きわたる。

 前身の神戸山手女子高校は1924年創立の伝統ある私立校。55年から合唱を担当し、3代目の大会歌である「今ありて」(阿久悠作詞、谷村新司作曲)を93年から歌い継いできた。学校創立100周年を機に、国内外からさまざまな生徒を受け入れ、互いに学び合う学校を作ろうと、2025年4月から男子生徒の受け入れを始めた。

 甲子園で歌うのは計約200人。そのうち男子は約50人で、大会に向けて週1回ある「全校コーラス」の時間に全員で合唱の練習に取り組んでいる。男子は女子と共にアルトパートを歌い、女声のみのソプラノとの2部合唱を作り上げていく。

 11日午前にあった練習では、池田則彦教諭(52)が「声を2倍に」「言葉をはっきりと」と呼びかけながら、男声パートを指導していた。矢羽和樹さん(16)は「音程を取るのが難しいけど、甲子園で歌うのは楽しみ。人一倍声を出して頑張ります」と張り切る。

 池田教諭も「男声コーラスが入ったことで、力強さが出ている気がする。生徒が晴れやかな舞台で笑顔で明るく歌っている姿を見たい」と本番を心待ちにしている。【前田優菜】

毎日新聞

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