関田誠大の小学生バレー講義、トスの上げ方は?一番の思い出は?

2026/04/21 19:01 

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 2024年パリ・オリンピックのバレーボール男子日本代表の関田誠大選手(32)=サントリー=は小学生のバレーチームを対象にした「バレー講義」を続けている。

 3回目の開催となった3月10日、千葉の小学生チームから寄せられた質問と関田選手の回答を以下に紹介する。【小林悠太】

 ◇「小学4年生の自分にかける言葉は?」

 <トスを上げるときの手の使い方を教えてください>

 基本的に力を抜いて、上げる瞬間に力を入れます。

 あまり、手に力を入れすぎないということを意識しています。

 <トスが遠くに飛びません。どのような練習をしたらいいですか>

 ボールの下に入ることが大事です。

 飛んでくるボールがどこに落ちるか見極めて、速く入ることを意識してください。

 ボールが落ちてくるまでしっかりと我慢して。

 全身を使い、上げた後は後ろに下がらないようにしてください。

 <ジャンプトスがうまくなるために、どのような練習をすればいいですか>

 トスは、アタッカーに合わせないといけないです。

 アタッカーに自分のリズムを覚えてもらうため、一定のリズムでジャンプトスを上げられるように練習してください。

 <試合に出られない時間で強くなるにはどうしたらいいですか>

 けがの場合は、仕方ないので、受け入れるしかないです。

 けがが治ったあと、どれだけうまくなろうとか、これをやってみたいとかのイメージをしながら過ごしていると、いろいろなことが見つかってきます。

 また、レギュラーに入れず、試合に出られない場合は、途中出場の可能性があります。

 途中から出た時に何ができるか、その時に自分は何をするのか、自分の強みは何なのかなどと考えると、ポジティブに捉えることができます。

 試合に出られない時でも、自分がどうすればうまくなれるかを考えてほしいです。

 <小学4年生の自分に言葉をかけられるとしたら何と言いますか>

 僕は水泳もやっていて、小学4年生のときにバレーボール一本と決めました。

 ここまで来られたので、「この競技に決めて良かったね」と言いたいです。

 <一番きつかったのはいつですか>

 代表シーズンで、23年のパリ五輪の予選(第2戦で格下のエジプトに逆転負けしたが、第3戦から4連勝して五輪出場権獲得)です。

 皆さんの声援のおかげもありますが、自分を信じることができ、乗り越えられました。

 <今までで一番うれしかった思い出は>

 バレーボールでは、その五輪予選で勝ったこと。そこが一番うれしかったです。

 <自分たちより強い相手に対し、どのような気持ちで立ち向かいますか>

 まずは自分の実力を知りたい。どれだけ通用するかを知りたい。

 もちろん、勝ち負けもありますが、まず、自分の力をどれだけ出せるかを意識して試合に臨んでいます。

 ◇せきた・まさひろ

 1993年生まれ、東京都出身。東京・東洋高で全国高校選抜優勝大会(春高バレー)優勝。中央大では全日本大学選手権(インカレ)で2年連続優勝。2016年から日本代表入りし、21年の東京、24年のパリと2度のオリンピックに出場し、ともに正セッターとしてベスト8入りに貢献した。

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