<football life>サッカーW杯の審判員 日本から選出された2人はプロと市職員
サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会には、日本から荒木友輔主審(40)と三原純副審(45)の2人が審判員として選ばれている。今大会でも既に第4審判、予備副審を担い、大会を支えている。
荒木主審は審判員を仕事とするプロ。三原副審は松江市役所職員で、公務員との「二刀流」でもある。
日本からの選出は8大会連続。荒木主審が本大会で笛を吹けば、日本勢としてはW杯で3大会ぶり5人目となる。
今大会は参加チームが32から48に増え、国際サッカー連盟(FIFA)は史上最多の主審52人、副審88人、ビデオ・アシスタント・レフェリー30人を選んだ。前回2022年カタール大会に続き、計6人の女性審判員が含まれている。
荒木主審は東京都青梅市出身で、11年にJリーグなどを担当できる1級審判員の資格を取得した。
17年から国際審判員に登録され、18年からは日本サッカー協会とプロフェッショナルレフェリー契約を結んで活動している。
本大会に向けて「W杯に参加できる喜びを感じながら大会の成功に尽力したい」と話している。
三原副審は松江市出身で、学生時代にサッカー選手の経験はない。03年に松江市役所に入庁し、仕事と並行して審判技術を高め、11年に1級審判員、17年に国際審判員となった。
現在は市スポーツ振興課に勤務し、「大会の成功に貢献できるよう、与えられた任務に全身全霊で取り組みたい」と話している。
22年カタール大会では日本から山下良美主審が選ばれた。選手交代や追加タイムの表示板を掲げるなどの役割を担う「第4の審判」を6試合で務めたが、主審の割り当てはなかった。
この大会の1次リーグでは、ステファニ・フラパル主審(フランス)が女性初の主審を務めた。
日本から18年ロシア大会に選ばれた佐藤隆治主審も主審としては割り当てがなく、今大会で荒木主審が笛を吹けば、10年南アフリカ大会と14年ブラジル大会に選ばれた西村雄一主審以来となる。【江連能弘】
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