智弁和歌山監督「あと9回やれば勝ち越すのは横浜」 夏の甲子園

2026/08/20 12:10 

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 全国高校野球選手権大会は第14日の20日、阪神甲子園球場で準決勝があり、智弁和歌山が横浜(神奈川)に7―1で勝ち、5年ぶりに決勝へ進出した。

 試合後の智弁和歌山・中谷仁監督の主な談話は以下の通り。

 ◇智弁和歌山・中谷仁監督

 やはり(三回の)楠本のホームランはすごく大きかったですね。ガッツポーズせんとちゃんと走って~って思いながら(見ていた)。思い切りの良いバッティングができる。守備を取り上げてもらってるんですけど、バット(打撃)が良い選手なので、ここ一番打ってくれると信じていました。

 <三回は先頭から4連打が出ました>

 思い切って。バントでアウトを相手に与えて打ちにいくのではなく、もうとにかく攻める、攻めるという気持ちでした。(横浜の織田翔希投手相手に)選手たちは「いける」と口にしていました。結果を出してくれた選手たちをリスペクトしています。

 <先発の和気匠太投手は8回1失点と好投しました>

 いやもう、今日は和気のピッチングに尽きると思っています。粘り強さがさすが和気だなっと思って、本当に頼もしく見えました。いつもより丁寧に丁寧に投げているようにベンチから見えました。和気の背中を見て、野手が勇気づけられたと思います。

 <織田投手を打てた要因は何でしょうか>

 どうでしょう(笑)。打てると信じて練習してきたので、周りの方よりも僕らは「行ける」と信じていました。

 (速球への)準備は間違いなくしてきたんですけども、もう初回から変化球が多かったので、その辺はバッターがもう一早く、ベンチもそうですけど、反応して高めの変化球は「どんどん行くぞ」と向かっていきました。

 <横浜は昨春決勝で敗れた相手でした>

 去年の春のリベンジをしようとは思っていなくて。そんなことではなくて、試合前に言ったのは、今後、20年、30年、50年、語り継がれるようなゲームを起こせる可能性のある、この舞台に来れたことに喜びを持って、感謝を持って、僕らは、言うたら失うものが何もない状態。

 横浜さんは本当に、本当に、「勝って当たり前」というプレッシャーとか、そういう声とか、ものすごいものを背負って戦って来られてると思うので、本当になんていうか……僕らも田舎の高校ではあるんですけど、そういうものを子供たちが背負って戦ってきていると僕は自負しているので、なんていうんでしょう……、相手のしんどさも分かると言いますか。

 総合的に(横浜を)上回ってはいないと思います。今日のやっぱり見てもらったら分かるように、内野こんなもんです(笑)。バタバタ、バタバタ。なんとか必死こいて、一つのアウトを取ってくれていますけど、何ひとつ上回ってることはない。今日たまたまこのゲームがこの展開になっただけで、じゃああと9回やったらどっちが勝ち越すかって言ったら、間違いなく横浜さんだと思うんです。でも、高校野球のトーナメントの難しさっていうのは、10回やったら1回しか勝てないのが、この1回がここに来たらっていうところなので。うちはもう、チーム的にひとつも上回っているとは思ってないです。まだまだチームとしても横浜さんを見習って、努力を重ねていきたいなと。勉強になる部分はむちゃくちゃ多いチームです。

 <その1回を取れる準備をしてきました>

 うーん……、自分とこの選手たちを見てたら、なんか起こしてくれるような気にはさせてくれるような空気感はあるので。なんか本当に……で、また彼らは、そのなんて言うんでしょう、負けて当然というか、本当に失うもの何もない状態で向かっていくだけだったので、すごく楽しく野球できたんじゃないかなと思います。

毎日新聞

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