久しぶりの初日白星を良薬に 復活期す大の里 大相撲秋場所

2026/09/13 23:19 

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 ◇大相撲秋場所初日(13日、東京・両国国技館)

 ◇○大の里 はたき込み 大栄翔●

 横綱の本来の姿にはまだ遠い。だが久々の白星発進は、復活を期す大の里にとって良薬だ。

 大の里は立ち合いで腰が高く、引いて劣勢となり土俵際に後退した。何とか右手を伸ばし、相手の首辺りをはたく。辛うじて自身が土俵を割る前に、大栄翔が腹から落ちた。

 勝ち名乗りを受けながら、大の里は「良くない部分があった。修正してやっていく」と危うい内容を反省。八角理事長(元横綱・北勝海)も「(課題は)馬力でしょ。引っ張り込んではいけない」と苦言を呈した。

 それでも初日の白星は1月の初場所以来。その後は左肩のけがで2場所連続の休場、先場所も初日から2連敗の末に9勝止まりと苦しんだだけに、大の里は「(初日に)勝つか負けるかでは全然違う」と語った。

 昇進8場所目で初日から一人横綱は初めて。角界最高位の威厳を示せるのは自らしかいない。昨年9月の秋場所を最後に優勝からは1年遠ざかる。再起へ、正念場の15日間が始まった。【高野裕士】

毎日新聞

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