日経平均株価、急反発 3万4000円台 「相互関税」一時停止で

2025/04/10 09:36 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 10日午前の東京株式市場は全面高となり、日経平均株価(225種)の上げ幅は一時2800円を超え、3万4000円台半ばまで上昇した。

 トランプ米政権が、9日に発動したばかりの「相互関税」を90日間停止すると発表し、前日の急落から一転して急反発した。貿易摩擦の激化懸念が後退し、幅広い銘柄が買われた。

 午前10時現在は前日終値比2733円07銭高の3万4447円10銭。

 相場の先行きについて市場関係者は、「当面は各国の働きかけに対する米国の反応を見ながら、状況を見極めていく必要がある」と慎重な見方を示した。【山口智】

毎日新聞

経済

経済一覧>

写真ニュース