言葉どおりのプレーで守備に安定感 京都サンガに新加入の須貝英大
サッカーJ1で23季ぶりの一桁順位を目指す京都サンガ。今季はブラジル人2選手を含む約10人が新たにシーズン当初のメンバーに名を連ねたが、ここまで最も輝きを放っているのが鹿島アントラーズから移籍してきた26歳の須貝英大(ひでひろ)だ。
左右両方のサイドバックとしてプレーできる須貝は、明大在学中からJ2ヴァンフォーレ甲府でプレー。4季で通算87試合に出場して経験を積み、2023年にJリーグ年間王者8回の鹿島に移籍した。しかし、厚い選手層に阻まれて2季で出場21試合(0得点)にとどまり、新天地を求めた。
前線からの強烈なプレスが持ち味の京都は、左右サイドバックもやや前のめり気味にポジションをとることが多く、カウンターを受けた際の守備が問題となる。新入団選手会見で「運動量が多く、守備がしっかりできること」と自らの長所を挙げた須貝は、言葉どおりのプレーで守備に安定感をもたらし、開幕2戦目から連続フル出場を続けている。
主に右サイドを担うが、明大の2年後輩で昨季不動の右サイドバックだった福田心之助が今季初出場した2日の柏レイソル戦は左サイドに回って先発。福田が前半で退くと再び右サイドに移り、試合最終盤で同点のオウンゴールにつながるシュートも放った。古巣鹿島のカシマスタジアムでの連続無敗記録を27でストップさせた6日は再び右サイドで先発し、後半に福田が投入されると左に回って2得点に絡む活躍。京都の同スタジアム15試合目での初勝利に大きく貢献した。
昨季主に左右サイドを担った佐藤響、福田との比較で課題とみられていたスプリントは9節終了時点で、リーグ1位の206回。チームも7位と健闘する。「プレーの強度だけでなく、質も追求してチームを勝たせる選手になりたい」と貪欲だ。出場を重ねるに従って得点に絡む場面も増え、ブレークの気配が漂う。【矢倉健次】
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