博多うどんの老舗「因幡うどん」が関東進出 1号店が21日に開店
ラーメン店「一風堂」を世界展開する「力の源(もと)ホールディングス」(HD、福岡市)は、傘下の企業が運営する老舗うどん店「因幡(いなば)うどん」の関東1号店を東京都渋谷区で21日に開店すると発表した。同店の福岡県外への進出は初めてで、新たな客層を開拓したい考えだという。
出店は同区の商業施設「東急プラザ原宿ハラカド」5階で、専用席が20席、フードコートの座席も利用できる。メニューは定番の「ごぼう天うどん」「えび天うどん」に加え、福岡県内でも一部店舗でしか味わえない「博多鶏ダシうどん」や、「とり天丼」といった丼もの、「かしわ飯」も楽しめる。新店舗では、若年層や周辺オフィスビルからの客や訪日観光客ら幅広い層の利用を期待している。営業は午前11時~午後11時。
力の源HDによると、因幡うどんは通販サイトで福岡県外に住む同県出身者からの取り寄せが多く、全国での需要が多いとみている。また大手コンビニエンスストア「セブン―イレブン」が一風堂が監修する商品を販売していた縁で、2022年11月に因幡うどん監修の「肉ごぼう天うどん」を全国で販売したところ、関東地区でも好評だったという。広報担当者は「福岡のうどん文化を関東地区にも広めたい」と話す。
因幡うどんは、1951年に因幡町(現在の福岡市中央区天神1丁目付近)の商店街で創業した博多うどんの店。天然素材にこだわっただしと、専用の小麦粉を使用した博多うどんならではの太くてふっくらと柔らかい麺が特徴。後継者の不在から2016年、力の源HDに事業を譲った。現在は福岡市や北九州市など福岡県内で計8店舗を展開する。
福岡のうどん店を巡っては、「北九州のソウルフード」とも呼ばれるうどんチェーン「資(すけ)さんうどん」が24年に「すかいらーくホールディングス」の傘下に入った。同年末から東京都や千葉県の関東地区へ進出を果たしている。因幡うどんによる東京都への出店は「資さんうどん」に続く動きとして注目される。【山口響】
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