柏崎刈羽原発6号機を再稼働 東京電力 福島第1事故後初めて

2026/01/21 19:04 

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 東京電力ホールディングス(HD)は21日、柏崎刈羽原発6号機(新潟県)を再稼働した。同社が原発を再稼働させるのは2011年の福島第1原発事故後、初めて。設定ミスから、制御棒に関する警報が正しく鳴らないトラブルが17日に発生。東電は同様の問題がないか確認作業を行っていて、当初予定していた20日の再稼働を見送っていた。

 原子力規制委員会は21日、6号機の制御棒全205本と警報動作の設定ミスが解消されていることを確認。これを受け、東電HDが安全性を最終確認した後、約14年ぶりに原子炉を起動した。

 今後はタービンの起動や発電機と送電設備を接続した試験などに移り、施設全体が正常に機能しているかを確認後、規制委の検査を経て、2月26日に営業運転を開始する予定。

 新潟県の花角英世知事は昨年11月に柏崎刈羽6、7号機の再稼働を条件付きで容認する意向を表明。翌12月に県議会が再稼働の容認を決議していた。

 国内で福島事故後に再稼働した原発は15基となった。東日本では東北電力女川原発2号機に続き、2基目。柏崎刈羽6号機の送電先の首都圏では今夏に電力不足が見込まれていたが、営業運転が順調に進めば、安定供給に最低限必要な予備率3%は確保できる見通し。【中島昭浩】

毎日新聞

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