日経平均、初の6万円台 利益確定の売りで終値は5万9140円

2026/04/23 18:39 

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 23日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は反落し、前日比445円63銭安の5万9140円23銭で取引を終えた。取引開始直後は一時、取引時間中として史上初の6万円台を付けたが、その後は利益確定の売りが優勢になり、前日終値比900円安まで下落する場面もあった。

 米国がイランとの停戦延長を表明したことで、戦闘終結に向けた協議再開への期待が広がり、前日の米ニューヨーク株式市場では主要3指数がそろって上昇した。

 この流れを引き継ぎ、東京市場は取引開始直後から400円超上昇し、一時6万13円98銭を付けた。ただ、買いが集まったのは業績拡大への見方が強まった人工知能(AI)や半導体関連株など一部に限られた。ニューヨーク原油先物相場は、指標となる米国産標準油種(WTI)が1バレル=92~94ドル台と高騰しており、原油高によるコスト増加への懸念から幅広い銘柄で下落していた。その後はAIや半導体関連の株などで利益確定の売りが優勢になり、一時前日終値比900円安まで下落した。

 日経平均は昨年10月27日に初めて5万円を突破した後も順調に上昇し、6万円目前まで迫ったが、2月28日に米国とイスラエルがイランを攻撃して流れが変わった。

 中東情勢悪化を背景に3月末に一時5万1000円を割り込んだ。4月に入り、戦闘終結への期待から、16日には2月27日に付けた終値の最高値を更新。22日は一時5万9708円21銭を付け、終値の5万9585円86銭とともに史上最高値を更新していた。【鴨田玲奈】

毎日新聞

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