<QAで解説>米銃撃事件、チャットGPTを捜査 殺人に「助言」

2026/04/23 15:57 

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 米南部フロリダ州の大学で起きた銃撃事件をめぐり、地元の司法当局が生成人工知能(AI)「チャットGPT」と運営会社オープンAIを刑事捜査の対象にすると発表しました。被告の男子学生が「チャットGPT」から銃の種類や狙う時間帯などの助言を受けていたとされ、今後やりとりの内容やオープンAIの責任も調べる方針です。Q&A形式で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「AIと犯罪捜査」を解説します。

Q 事件はいつ、どこで起きたの?

A 事件は昨年4月17日、フロリダ州立大で発生しました。被告の男子学生が職員や学生らを銃撃し、2人が死亡、6人がけがをしました。

Q どうしてチャットGPTが捜査の対象になったの?

A 司法当局は、被告がチャットGPTを使って銃の種類や狙う時間帯、場所などについて助言を受けていたと指摘しています。

Q 司法当局は何て言っているの?

A 記者会見で「もしチャットGPTが人間だったら、殺人罪で訴追されていただろう」と批判しました。

Q オープンAIはどう反応したの?

A 米メディアによると、オープンAIは捜査に協力する姿勢を示しつつ、「インターネット上で広く公開されている情報に基づき、事実に即した回答を提供した。違法、有害な活動を助長してはいない」と反論しています。

Q 今後はどんなことが調べられるの?

A 被告とチャットGPTのやりとりを詳しく検証し、犯罪を助けるような行為がなかったかを調べる予定です。また、オープンAIに記録の提出を求めます。

毎日新聞

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