サーブは15種 ソニーがAI卓球ロボ開発、強豪相手に3勝2敗
一流の卓球選手と互角に戦える人工知能(AI)ロボットをソニーグループの研究開発部門「ソニーAI」のチームが開発し、23日付の英科学誌ネイチャーに発表した。現役で10年以上活躍する5人の日本人選手と戦い、3勝2敗の戦績を収めた。公式ルールに沿って、強豪選手に勝利した卓球のAIロボットは初めてという。
開発したロボットの名称は「Ace(エース)」。八つの関節を持ち、安定して返球できる。コートに取り付けた9台のカメラと、物の動きを瞬時に捉えるセンサーを備えたシステムで、球の位置や回転を素早く正確に認識する。
動作はAIが制御する。シミュレーション上で卓球のデータを学習し、自ら最適な打ち方を試行錯誤して編み出せる。実世界の試合のデータを学習に必要とせず、ロボットがそのまま試合に臨むことができた。試合のデータを通じてシミュレーションを改良し、腕前をさらに向上させた。
実力を検証する試合は国際卓球連盟のルールに従い2025年4月から実施。選手5人と対戦し、13ゲーム中7ゲームを制した。
エースは選手よりも多様なスピンを駆使し、ネットに引っかかった球にも対応。15種のサーブを操り、サーブだけで16ポイントを獲得し、選手の8ポイントを上回った。
プロリーグ「Tリーグ」に所属(当時)の2人の選手とも対戦したが、2試合とも敗北。勝利したのは7ゲーム中1ゲームだった。ただ、論文投稿後も改良を続け、ソニーによると今年4月までに複数のプロ選手に勝利したという。
卓球ロボは約40年前から開発が行われてきたが、簡略化したルールでの実証やアマチュア選手に勝てるレベルにとどまっていた。研究チームは、エースのように相手とやりとりし、瞬時に正確に対応できる技術は今後、製造業などで応用できる可能性があるとする。またテニスや野球などスピードが求められるスポーツの競技分析や練習支援に役立つ可能性があるとしている。【木許はるみ】
-
イラン封鎖の長期化懸念 長期金利、27年ぶりの高水準
30日午前の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時2・515%まで上昇(債券価格は下落)した。日本相互証券によると、1999年2月…経済 2時間前 毎日新聞
-
FRB議長「急ぐ必要ない」 3会合連続金利据え置きも4人反対
米連邦準備制度理事会(FRB)は29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を3・5~3・75%に維持することを賛成多数で決めた。金利据え置きは3会合連…経済 7時間前 毎日新聞
-
円相場、1ドル160円台半ばに下落 1年9カ月ぶりの円安水準
29日のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場が下落し、一時1ドル=160円台半ばをつけた。2024年7月以来、およそ1年9カ月ぶりの円安・ドル高水準。中東…経済 7時間前 毎日新聞
-
FRB、金利据え置きを決定 3会合連続 米イラン停戦協議の停滞で
米連邦準備制度理事会(FRB)は29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を3・5~3・75%に維持することを決めた。金利据え置きは3会合連続。米イラ…経済 15時間前 毎日新聞
-
円相場、1ドル160円台に下落 約3週間ぶり、原油高で円売り
29日のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場が下落し、一時1ドル=160円台をつけた。中東情勢の混乱長期化への懸念が強まり、「原油価格の上昇で日本の貿易赤…経済 19時間前 毎日新聞













