生保大手4社、売上高増加 金利上昇で貯蓄性商品好調 3月期決算
生命保険大手4社の2026年3月期連結決算が26日、出そろった。金利上昇の影響を受けて貯蓄性のある商品が好調で、売上高にあたる保険料等収入が全社で増えた。本業のもうけを示す基礎利益は日本生命保険と住友生命保険で過去最高だった。
保険料等収入は、日本生命は前期比20%増の9兆4373億円、住友生命は同10・5%増の3兆7603億円で、いずれも過去最高を更新した。第一ライフグループは2・1%増の6兆9441億円、明治安田生命保険も31・6%増の4兆4854億円だった。
基礎利益は、有価証券などの利息や配当金の収入が増加し、日本生命は28・8%増の1兆3016億円、住友生命は2・8%増の4081億円だった。
長期契約者への還元策として、住友生命は配当金を上乗せする制度を新設すると発表。日本生命も4月に同様の制度を始めている。
一方、政府の財政拡張策や物価上昇懸念から長期金利が高騰しており、各社とも金利が低い時に購入した債券の含み損が拡大している。日本生命は株の売却益だけではカバーできないとして保有国債で約700億円の減損損失を計上した。【横見知佳】
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