TOTOが世界初認定 トイレ焼き上げにグリーン水素、CO2減
TOTOは、北九州市の本社敷地内にある小倉第1工場で、トイレや洗面器などの陶器を窯で焼き上げる際の燃料に水素を用いる取り組みを始めた。二酸化炭素(CO2)を排出せずに製造した「グリーン水素」を都市ガスに混ぜることで、年間排出量の7%に相当する約140トン分のCO2を削減できるという。
トイレなどの陶器は、泥や石を混ぜた材料を型に流し込んで形を整え、乾燥させて釉薬(ゆうやく)を吹き付け、焼き上げる。小倉工場では2022年にファイバー窯を導入しており、全長100メートル、幅2・6メートル、高さ1・5メートルのトンネル形状の窯の中をゆっくり移動させ、26時間かけて焼き上げている。
ガスで熱せられた窯の温度は最高1200度になり、国内外14カ所ある生産拠点では、窯のCO2排出量が全体の7割を占める。そこで、今年1月から小倉工場では燃料に水素を体積比で約20%混ぜ、排出削減に取り組んでいる。今後は水素の割合を増やすことや、他の生産拠点にも広げることを検討する。
小倉工場の水素は、敷地内に設けた装置でまかなっている。再生可能エネルギーを利用して水を電気分解し、「グリーン水素」を製造。それを燃料に用いてトイレなどの衛生陶器(衛陶)の生産を実現したことで、世界最大級の市場調査会社「ユーロモニター・インターナショナル」から、この分野で世界初の企業と認定された。
今春まで衛陶生産本部長として技術開発を担った山崎政男さんは「窯から出るCO2排出量削減が長年の課題だった。環境に配慮した衛陶の製造に向け、さらなる削減に取り組む」と話している。【橋本勝利】
-
電気・ガス代補助 7~9月、標準世帯で5000円程度 エネルギー庁
資源エネルギー庁は26日、今夏の電気・ガス料金の支援の概要を発表した。電気代の補助額は1キロワット時当たりでみると、一般家庭向けなど低圧の場合、7月と9月の使…経済 20時間前 毎日新聞
-
生保大手4社、売上高増加 金利上昇で貯蓄性商品好調 3月期決算
生命保険大手4社の2026年3月期連結決算が26日、出そろった。金利上昇の影響を受けて貯蓄性のある商品が好調で、売上高にあたる保険料等収入が全社で増えた。本業…経済 23時間前 毎日新聞
-
財務省、個人向け国債の拡充検討 物価連動債や超長期債など議論
財務省は、個人向け国債の拡充に向けた検討を始めた。物価に応じて元本や利子が変動する物価連動債や、償還までの期間が10年を超え高い利回りが期待できる超長期債とい…経済 23時間前 毎日新聞
-
日銀の内田副総裁が退院 25年11月から白血病治療で入院
日銀は26日、白血病の治療のため入院していた内田真一副総裁が退院したと明らかにした。27日から出勤し、6月15、16日の金融政策決定会合は対面か別室から電話で…経済 2026年5月26日 毎日新聞
-
経産省局長ら、民間企業とロシア訪問 「日本企業の資産守る」
赤沢亮正経済産業相は26日、経産省の荒井勝喜通商政策局長と外務省の石川誠己欧州局審議官がロシアに出張中だと明らかにした。関係者によると、民間企業が同行している…経済 2026年5月26日 毎日新聞













