ウーバープレミアムに日産「エルグランド」導入 訪日客需要狙う

2026/08/24 18:21 

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 配車アプリ大手のウーバージャパン(東京)は24日、高級な車両とベテラン運転手によるハイヤータイプの配車サービス「ウーバープレミアム」に日産自動車の大型ミニバン・新型「エルグランド」を導入すると発表した。急増するインバウンド(訪日外国人客)の需要や、法人顧客の取り込みを狙う。

 ウーバープレミアムは2014年に開始。最大5人乗りの高級な大型ワゴンなどをアプリを介して配車し、東京都や京都府など9都道府県でサービスを提供している。

 インバウンド増加を背景に、新型コロナウイルス禍が収束した23年と比較して乗車数、取扱高ともに約7倍に拡大している。なかでも大きな荷物の収容が可能で、長時間の観光、要人の送迎などに適した、広くて快適な車内空間を持つ高級ミニバンに人気が集中している。

 エルグランドは7月、約16年ぶりに全面改良された。車内の静粛性や乗り心地の良さを強みとする。ウーバープレミアムと提携する日の丸リムジンとIBIグループがそれぞれ15台導入し、都心部を中心に運行する。

 日産で国内市場を担当する杉本全執行職は「移動時間そのものに価値を見いだす客層の需要に応えたい」と話した。

 調査会社によると国内の配車アプリ利用率は約2割にとどまり、米国や韓国など海外の7~9割に比べると今後の普及が課題となっている。ウーバージャパンの今井久美子コミュニケーション部ディレクターは「上質な移動体験をきっかけに、より幅広い客層に配車サービスの利便性を訴えていきたい」と利用率向上を目指す考えを示した。【田中韻】

毎日新聞

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