住吉りをん、森秋彩がパン作り挑戦 「おいしいをエネルギーに」

2026/08/24 19:44 

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 フィギュアスケートの住吉りをん選手(オリエンタルバイオ)とスポーツクライミングの森秋彩(あい)選手(茨城県連盟)が24日、パティシエの指導の下、本格的なパン作りに挑戦した。約4時間半かけてクロワッサンなどを100個以上作り、住吉選手は「おいしいパンをエネルギーにして、大会に向けて課題をどんどん克服したい」と語った。

 住吉選手と森選手は共に2003年生まれの同学年で、パン作りが趣味。今回は、東京都目黒区のパティスリー「Taisuke Endo」のオーナーシェフ、遠藤泰介さんの全面協力を受けてコラボレーションが実現した。

 住吉選手は新型コロナウイルス禍の20年ごろから自宅でパンを作るようになった。「(普段は)その時に思い浮かんだパンを作る。目の前の生地をこねたりどういうパンにしようかなと考えたりすることに集中して、スケートから離れられる」とリフレッシュになっているという。

 オフシーズンは月2回程度、シーズン中も週1度の休日に時間があれば取り組む。普段は低カロリーで、短時間で焼き上がるベーグルを作ることが多く、バターをたっぷり使うパンは大会後のご褒美だ。今回は前日23日まで開かれた東京夏季大会で優勝し、イベントを心待ちにしていたという。

 24年パリ・オリンピックに出場し女子複合で4位となった森選手は、25年夏まで約2年間、地元のパン屋でアルバイトをしていたという。

 イベントではクロワッサンとブリオッシュの生地を計18キロ使用。チョコレートやチーズを入れるなどアレンジも加え、5種類ずつ作った。2人は遠藤さんの説明に聴き入り、生地を器用に丸めるなどしてパン作りの技術を披露していた。

 焼きたての甘い香りが漂う中、ずらりと並んだパンを前に2人は「楽しかった」と口をそろえた。

 9月に開幕する愛知・名古屋アジア大会で2種目に出場する森選手は「良い成績を収められれば、ロサンゼルス五輪に向けて良い流れになる」と気を引き締めた。

 住吉選手は4年連続で銅メダルを獲得しているグランプリ(GP)シリーズのフランス大会を10月に控えている。今季からロシア勢が国際大会に復帰し、勢力図が変わることも予想されるが、「今日作ったクロワッサンの本場、フランスを楽しみながら、3位より上の結果を残したい」と意気込んだ。【神山恵】

毎日新聞

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