米アップル、初の折り畳み式スマホ「デュオ」発売 10月から
米アップルは9日、同社初の折り畳み式スマートフォン「iPhone Duo(アイフォーン デュオ)」を発表した。アイフォーン史上最大の画面(7・6インチ)が特徴で、折り目も目立たずに滑らかな操作性を実現した。「初代アイフォーン以来、最も変革的な進化を遂げた製品」としている。
デュオの予約は日本を含む70以上の国と地域で10月16日から受け付け、同23日に発売する。スターホワイト(白)とナイトスカイ(黒)の2色で、日本での価格は36万4800円から。容量は256ギガバイト~2テラバイトの4種類を用意した。
タブレット端末「iPad(アイパッド)」のように大画面で動画やゲームを楽しんだり、二つのアプリを同時に起動して作業したりできる。外側にも画面(5・4インチ)を備えており、閉じた状態でも操作できる。端末の開閉時に外側と内側の画面が切り替わり、折り畳むとパスポート並みのサイズとなりポケットに収まる。
音声アシスタント「Siri(シリ)」を全面刷新した「シリAI」も搭載。日本語にも対応する予定。
折り畳み式スマホは韓国のサムスン電子や米グーグルが先行しているが、本格的には普及していない。耐久性への不安やバッテリー駆動時間の短さなどが欠点とされるが、デュオは内側の画面で最大31時間、外側の画面で最大44時間の動画を再生できる。外装にチタンを使用し、耐久性も追求した。
競合他社より割高な価格設定となっており、折り畳み式の主流となるか注目される。
ターナス最高経営責任者(CEO)は9日のイベントで、デュオは「当社が持つ創造力や独創性を体現している」と強調。「一連の革新は折り畳み式スマホの使用体験を再定義するものになる」と訴えた。
アップルはデュオ以外に「アイフォーン18」シリーズを発表した。12日に予約受け付けが始まり、18日に発売する。日本での価格は上位機種の「18プロ」が21万9800円からで、大型の「18プロマックス」は23万9800円から。
一方、標準モデルの「アイフォーン18」は今回のイベントで発表されなかった。米ブルームバーグ通信によると、廉価版の「18e」や薄型の「Air(エア)2」と共に来春に発表される見込みだ。【ワシントン浅川大樹】
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