米の8月消費者指数、前年比3.4%上昇 FRB利上げ判断は?

2026/09/11 22:39 

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 米労働省が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3・4%上昇となり、市場予想と一致した。伸び率は前月(3・4%)から横ばいで、物価高が続いている。米連邦準備制度理事会(FRB)は今回の結果や足元の原油価格の高騰などを踏まえ、15、16日に開く会合で利上げの是非を判断する。

 内訳は、エネルギーが16・3%上昇で、前月の伸び率(14・7%)から拡大した。食料品は2・7%上昇し、前月(3・0%)から縮小した。トランプ政権が価格抑制に動く牛肉は5・9%上昇し、インフレ加速がやや目立った。

 変動が激しいエネルギーと食料品を除いたコア指数は2・4%上昇。市場予想(2・5%程度)をわずかに下回り、前月(2・5%)から鈍化した。

 米国では、物価上昇(インフレ)率がFRBの目標である2%を大幅に上回り続けている。FRBのウォーシュ議長は8月下旬の講演で、十分な速度でインフレ収束が進んでいると確信できない場合、「やるべき仕事がある」と発言。早期の利上げを示唆したとの受け止めが広がった。

 さらに、イランとの戦闘終結の遅れに伴い、原油先物価格が10日に1バレル=100ドルを突破し、インフレ圧力が強まっている。市場ではCPI発表前に「来週の会合で利上げに踏み切る」との見方が優勢となったが、今回の結果がFRBの判断に与える影響が注目される。【ワシントン浅川大樹】

毎日新聞

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