東証プライム上場企業の女性役員比率、初の20%超 経団連調査

2026/10/01 16:42 

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 経団連は、上場企業の役員に占める女性比率などに関する2026年分の調査結果を取りまとめた。女性役員比率は東証プライム上場企業全体、経団連会員企業ともに、4年前の調査開始以来、初めて20%を超えた。

 調査は取締役と監査役、執行役について26年7月時点で実施した。対象の東証プライム上場企業は1561社で、このうち経団連会員企業は686社。結果は9月30日に公表した。

 政府はプライム上場企業の役員に占める女性の割合を「2030年までに30%以上」にする目標を掲げている。

 今回の調査で女性役員の割合は、プライム上場企業全体で昨年比1・7ポイント増の20・1%、経団連会員企業では1・8ポイント増の20・8%となり、いずれも初めて20%を超えた。

 経団連の正木義久ソーシャル・コミュニケーション本部長は「このままの伸び率が続けば会員企業に関しては目標を達成できる」と期待する。

 一方、女性役員は増えてはいるものの、社外登用に比べて社内登用が少ないことが課題だった。そのため、今年の調査では新たに社外登用と社内登用、それぞれの増加率も調べた。

 調査開始の23年から継続してプライム市場に上場してきた1502社を対象に調査。結果、社内登用は4年前から53・2%増え、社外登用の43・1%増を上回り、社内登用が一定程度進んでいることが分かった。

 経団連会員企業では、社内登用が80・4%増となり、社外登用の38・5%増を大きく超えている。

 女性役員を一人も登用していないプライム上場企業は減少した。経団連会員企業で0・9%(前年比0・2ポイント減)、プライム上場企業全体で1・9%(同0・5ポイント減)だった。【町野幸】

毎日新聞

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