加藤シゲアキ、“愛とは”を語る「自分自身を信じること」

2025/02/24 15:42 

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加藤シゲアキ著『ミアキス・シンフォニー』発売記念マスコミ発表会を開催した加藤シゲアキ (C)ORICON NewS inc.

 3人組グループ・NEWSのメンバーで作家の加藤シゲアキ(37)が24日、都内で行われた著書『ミアキス・シンフォニー』(マガジンハウス)発売記念マスコミ発表会に登場した。加藤にとっての“愛”を報道陣の前で語った。

【写真】『ミアキス・シンフォニー』をアピールする加藤シゲアキ

 本作は、週刊誌『anan』で、2018年より2022年まで全16回にわたり、不定期連載していた同名小説を、大幅な加筆・修正を加え、新たなる物語として刊行する。連載開始から約7年。作家として、人として、成長を続けてきた加藤が“愛”というテーマに挑んだ大作となっている。

 加藤は「いつ完成するのか自分でも分からなかった時期もあった」と7年を振り返りつつ、ついに刊行を迎え「この作品は作家人生の半分近くをかけて書き上げたもので、僕の分身のような作品が出来上がった」と自信。

 愛をテーマにした作品ということで「ちょっと照れ臭いんですけど…」とはにかみつつ「30代をこの作品と過ごしたんですが、“愛”だよなと大人になって思いました。見切り発車のように連載をスタートした作品ですが、登場人物を深堀りするうちにあらゆる愛が浮かび上がってきた」と語った。

 「自身にとって“愛”とは?」と聞かれると「やっぱり自分自身を信じることなんだなと書いていて思いました。やっぱり愛するっていうことを突き詰めていくと、どんな時も相手を思うっていうことに関して、それは最終的に自分が試されてるような状況になるので。自分に愛があると信じて進むことからしか始まらない」と話す。

 本作についても「僕自身、これでいいのかって迷うこともあるんですけど、この作品が面白くなると信じて、始めたからには自分を信じる、自分の力を信じるっていうことがすごく重要でした」と連載執筆時を振り返った。
ORICON NEWS

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