寺尾聰、浅草のスターの手型に喜び 遠き存在だった亡き父・宇野重吉と「初めて近所に」

2025/03/15 18:32 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『令和6年度「スターの手型」顕彰式』に参加した寺尾聰 (C)ORICON NewS inc.

 俳優、歌手の寺尾聰が15日、東京・浅草公会堂で行われた『令和6年度「スターの手型」顕彰式』に参加した。

【写真】背筋が伸びたスラッとした佇まいの市川團子

 寺尾は、記念の盾を受け取ると笑顔を見せた。その後のスピーチで「俳優の中にはいろんなことを目指して俳優をやってる人がいます。演技を追求しようと思って俳優をやってる人もいれば、スターを目指してる人もいます。どっちも決して悪くないです。ただ、私は1度もスターを目指したつもりはなくて、ただ自分がやりたいことをずっと長年続けてきた。その結果、こういう大変素敵なものをいただけることになりました」としみじみ。

 そして「実を言うと、私の死んだ父親、宇野重吉も手型を残してます。追いかけても追いかけても、なかなか近くに寄れなかった父親も他界していない。ここで初めて近所に手型を置けることになって大変喜んでいます。この度はありがとうございます」とちゃめっ気たっぷりに喜んでいた。

 今年の被顕彰者は、市村正親(俳優)、五街道雲助(落語家)、竹中直人(俳優、映画監督)、寺尾聰(俳優、歌手)、六代目 中村東蔵(歌舞伎俳優)となっている。
ORICON NEWS

エンタメ