さよなら 丸の内TOEI、5月9日から80作品以上の特集上映決定 予告映像解禁

2025/03/28 08:13 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「さよなら 丸の内TOEI」上映情報をまとめたティザーチラシ (提供:東映株式会社)

 1960年9月20日に開業した映画館「丸の内TOEI(まるのうちとうえい/東京都中央区銀座3丁目)」が、東映株式会社本社の入る東映会館の再開発に伴い、今年7月27日に閉館することが決定。東映最後の直営館であるとともに、日本最後のロードサイドシアターとしても愛され続けてきた同劇場の閉館を惜しみつつ、閉館前に足を運ぶ機会を増やそうと、同社では「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトを5月9日から閉館日まで実施する。

【動画】5月9日開幕「さよなら 丸の内TOEI」告知映像

 このたび、プロジェクト期間中の上映作品をちりばめた劇場用告知映像を制作。告知映像の中では、『網走番外地』(1965年)、『仁義なき戦い 広島死闘篇』(1973年)、『銀河鉄道999』(1979年)、『動乱 第1部 海峡を渡る愛/第2部 雪降り止まず』(1980年)、『鉄道員(ぽっぽや)』(1999年)、『バトル・ロワイアル』(2000年)、『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』(2009年)、『さらば あぶない刑事』(2016年)、『ONE PIECE FILM RED』(2022年)、『レジェンド&バタフライ』(2023年)と、往年の名作から近年の話題作に至るまで、東映のエンターテインメントの歴史を示す作品が紹介されている。

 映像内に収まりきらない他の作品も含め80タイトル以上の特集上映となる予定とのこと。告知映像は本日(3月28日)より丸の内TOEIで開催となる「昭和100年映画祭」の本編上映前に流れる予定。

 さらに、丸の内TOEIを活用した各種イベントも実施。今回発表されたイベントは以下のとおり。

■演芸次郎長三国志 ~活弁、浪曲、講談で時代劇映画の原点に回帰する~

 映画館ならではの貴重な演芸イベントが、一夜限りで開催決定。 活動弁士・坂本頼光、浪曲師・玉川太福、講談師・神田伯山らが、『清水次郎長』をテーマに熱演を繰り広げた後、マキノ雅弘監督の『次郎長三国志』(東映版/1963年)を上映する。活弁、浪曲、講談、映画が交錯する、かつてないライブ体験。映画館のスクリーンと演芸が融合する奇跡の夜をお見逃しなく

日程:5月17日(土)
時間:後5:00開場/後5:30開演/後7:35演芸終了/後7:50~9:32『次郎長三国志』上映※時間については記載のものから前後する場合あり。
登壇:坂本頼光、玉川太福(曲師:玉川みね子)、神田伯山ほか※登壇者については事前予告なく変更となる場合あり。
入場料:一律5500円(税込)
チケット抽選発売:4月4日 前11:00~4月24日 前11:00
ぴあプレリザーブシートで予約※インターネット販売のみ※ページ開設は4月4日 前11:00~
チケット一般発売:4月26日 前10:00~5月16日 後4:00

■「超クウガ展」開催記念 スタッフトーク付き上映会

 番組プロデューサーの高寺成紀氏(※高=はしごだか)、メインライターの荒川稔久氏らを招き、6月から開催される「超クウガ展」に向けてのトークショーを実施。司会は本編の監督も務めた鈴村展弘氏が進行する。上映内容などは後日発表される。

日程:5月24日(土)※時間未定
登壇:高寺成紀(番組プロデューサー)、荒川稔久(メインライター)ほか
司会:鈴村展弘(監督)
※登壇者については変更となる場合あり。


ORICON NEWS

エンタメ