『好きなYouTuber』二宮和也率いる“よにのちゃんねる”が3連覇 チョコプラ・さらば・…

2025/03/28 08:40 

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『第7回好きなYouTuberランキング』を発表

 ORICON NEWSでは、10~50代の男女1000人にアンケート調査を行い、毎年恒例となる『第7回好きなYouTuberランキング』を発表。その結果、二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨からなるYouTubeのみのオリジナルユニット【よにのちゃんねる】が見事3連覇を達成し、5連覇が条件となる“殿堂入り”に一歩近づいた。また、今年のTOP10は特色ある結果となった。【※登録者数は3月26日時点】

【2025年ランキング表】よにのちゃんねる見事に3連覇!エガちゃん、HIKAKINなど気になるTOP10

■3連覇のよにのちゃんねる、10代から50代まですべての年代でTOP5入り

 見事3連覇を達成した【よにのちゃんねる】。2021年4月からスタートし、現在まで478万人(2025年3月26日時点)のチャンネル登録者を有する同チャンネルの最大の魅力は、“自然体・ゆるさ”。「丁度よくリラックスして楽しく見ることができるチャンネルだから」(香川県/30代/女性)、「普段の何気ない会話ややり取りが面白い。動画が長すぎないのもみやすい」(東京都/50代/女性)、「あの4人にしか出せないゆるい雰囲気が、気楽に見れて楽しいから」(大阪府/20代/女性)、「雰囲気が良い」(東京都/30代/男性)など、テレビとは異なるリラックスした姿が見られることが人気の理由となっている。

 また演者の人気だけでなく、企画についても幅広く自由なコンテンツを投稿しており、「提供されるコンテンツが非常に面白い!先日アップされたMJこと松本潤くんへ出演交渉をする動画は、テロップ芸も相まって大爆笑しながら拝見しました!」(静岡県/30代/女性)、「朝ごはんシリーズが平和で好き。くだらないトークやわちゃわちゃ感が癒やし」(群馬県/20代/女性)など、その内容や演出について評価する声も多数寄せられた。

 これまでに400本(ショートなど入れると500本)を超える動画を投稿し、1動画あたり数百万回再生を達成。今回のランキングでも、10代から50代まですべての年代でTOP5(20代、30代は1位)に入るなど人気に死角がなく、5連覇が条件となる“殿堂入り”も視界良好と言えそうだ。

■江頭2:50、40代、50代の熱い支持受け3年連続2位

2位には、【江頭2:50】が3年連続でランクイン。2020年1月31日より「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」を開設し、現在の登録者数は460万人。昨年8月には2年ぶりに笑いと音楽の祭典『エガフェス2024 supported by desknet's NEO』を開催し、2万人を熱狂させた。

 そんな江頭は、年代別の40代、50代で1位に。「TVで見ていた時は苦手だったけれど、YouTubeで観るようになってこういう人だったのかと誤解や先入観がとけた気がする」(鳥取県/50代/女性)、「体を張った挑戦も楽しいけど、街ブラ企画などで街の人と接するとき江頭さんがすごく優しくて、みんな楽しそうに話してる。テレビでは見れない江頭さんが見れる大好きなチャンネル」(富山県/40代/女性)といった声があがっており、また若年層からも「過激な内容が楽しめることもさることながら、構成が毎回しっかりしており、見ていて飽きることがないから」(神奈川県/10代/男性)など、その人柄、企画内容など、多角的な魅力を称賛する声が寄せられた。

 昨年のランキング発表時に2年連続2位という結果を受け、江頭は自らのチャンネルで「【よにのちゃんねる】の3連覇阻止を、絶対しますよ」「来年1位になったらご褒美をください」と意気込み。ディレクターが「1位なら特大ご褒美、1位以外は特大罰ゲーム」と話していたが、この結果を受けて“公約”をどのようなコンテンツに昇華していくのか、期待したいところだ。

■“お笑いコンテンツ”躍進の一方で、“専業YouTuber”はHIKAKINのみランクイン

 また、3位以下に目を移すと、お笑いコンテンツの躍進が目を引く。昨年TOP10に初ランクインした【チョコレートプラネット】は、順位を2つ上げ、3位にランクイン。また、6位の【さらば青春の光】、7位のテレビプロデューサーの【佐久間宣行】がTOP10に初登場。

 【チョコレートプラネット】は、「悪い顔選手権」「財津チャンネル」などの人気企画に加え、新ゲームにもどんどん挑戦。2人にしかなしえない斬新かつ共感性の高い企画が人気を集めており、「とにかく出るコンテンツほぼ全てが面白いし、よくこれをやってみようと思いつくなぁと感心するまである」(栃木県/40代/女性)、「発想とセンスが凄い」(大阪府/40代/男性)、「チョコプラの二人がやりたいことをやっていて楽しそうなのが良い」(福島県/20代/女性)などの声があがっている。

 【さらば青春の光】は、「オンラインカジノについて」「フジテレビについて」など、旬の話題をいち早く取り入れ“意味深なサムネ”をアップするのが恒例となっており、「とにかく動画が面白い。時事ネタのスピードも速くて動画が上がったらすぐチェックしたくなる」(東京都/40代/女性)という声や、「コントが全て秀逸で、新作もすごいペースで出してくれるため」(沖縄県/30代/男性)などその実力を高く評価する声があがっている。

 また、7位の【佐久間宣行】は、『ゴッドタン』『あちこちオードリー』などを手掛けるテレビプロデューサーとして手腕を自身のチャンネルでもいかんなく発揮。「コンテンツの種類やクオリティ、演者の豪華さが地上波のようなレベルな上に、地上波ではできないような攻めた企画もやっていて面白いから」(埼玉県/20代/男性)といった声に加え、「どの企画も面白い新星(みりちゃむ、福留光帆など)を多々輩出している」(神奈川県/50代/男性)という意見も上がった。

 一方で今回、TOP10入りしたなかで、いわゆる“専業YouTuber”は、7回すべてランクインしている【HIKAKIN】のみ。近年、お笑い芸人や俳優、アイドル、元プロ野球選手など、多様なジャンルからの参入が増加傾向にあるなかで、このランキングがどう変化していくのかも注視していきたい。
ORICON NEWS

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