世界フィギュア・エキシビション 優勝の「りくりゅう」、会場沸かす

2025/03/31 08:20 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米ボストンで開催されたフィギュアスケートの世界選手権上位選手らによるエキシビションが30日あり、ペアで2大会ぶりに優勝した日本の「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)らが観客を魅了した。

 「りくりゅう」は米人気歌手のジャスティン・ティンバーレイクさんの曲に乗りダイナミックなツイストリフトやデススパイラルを披露。女子で2位の坂本花織選手(シスメックス)はアイスダンサーの村元哉中さんが振り付けた「ポイズン」を情感豊かに、3位の千葉百音選手(木下アカデミー)は「ラベンダーの咲く庭で」をしっとりと滑った。

 男子で3位の鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)は「スカイダンス」の曲に乗り華麗なスピンで場内を沸かせた。

 今大会は4種目中3種目で米国勢が優勝。日本勢は金1個、銀1個、銅2個のメダルを獲得した。また、今大会の成績により2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの日本の出場枠は男女が各3枠、ペアが1枠を獲得した。【ボストン倉沢仁志】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>