今週（2025/3/21～25/3/27）のYouTubeチャートTOP100の週間総視聴回数は先週比で0.1％減、TOP100の初登場作は8作（先週は9作）となった。

【画像】YouTubeチャート週間TOP11～30一覧

　Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」（640.2万回）が2週ぶりに1位に返り咲き、通算15度目の首位を獲得した。7位（先週7位）には『Mrs. GREEN APPLE 18祭』（NHK総合）のテーマソングとして書き下ろされた「ダーリン」（271.1万回）、25位（先週30位）には「ビターバカンス」（143.2万回）が入るなど、TOP100内に7曲がランクインしており、快進撃はまだまだ続きそうだ。

　2位はtimelesz「Rock This Party」（565.8万回）。24年4月にSexy Zoneから改名し、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡の3人体制となり、同年9月から新メンバー募集オーディション『timelesz project -AUDITION-』（通称タイプロ）の配信がスタート。今年2月に新メンバーとして寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の5人が加わり、8人体制となった。同曲はオーディションの最終6次審査の課題曲で、“最高の仲間と一緒に夢を叶えよう”というtimelesz projectで歩んできた軌跡や感情を菊池、佐藤、松島が歌詞に盛り込んだパーティーチューン。「初めての家族旅行」をコンセプトにハワイで撮影したミュージックビデオ（MV）を3月21日に公開したこともあり視聴回数は約3倍に急伸。先週26位からジャンプアップした。新体制初となるオリジナルアルバム『FAM』を6月11日に発売することも発表されている。

　3位は、サカナクションの「怪獣」（457.2万回）。3月15日に最終話が放送されたテレビアニメ『チ。 ―地球の運動について―』（NHK総合）のオープニング主題歌で、サカナクションとしては初のアニメ主題歌となる。アニメ最終話の放送直後には、山口一郎（vo,g）が出演するMVも公開。なお、1月から開催中の全国ホールツアー『SAKANAQUARIUM2025 “怪獣”』の追加公演を、8月26日、27日に神奈川・Kアリーナ横浜で行うことも発表された。

　17位にはJO1「BE CLASSIC」（166.8万回）が初登場。同曲は4月2日発売の5周年記念ベストアルバムのタイトル曲で、ベートーベンの交響曲第5番「運命」をサンプリング。オーケストラサウンドで身近に感じられるクラシックメロディでありながら、「僕たちがやがてクラシックになる」というJO1の強い意志が込められている。MVではアーティストが作品を作る過程で感じる苦悩を、美しさの中に不気味さも漂う世界観で表現。何かに取り憑かれたかのようにピアノを演奏するシーンや力強く指揮を執る姿など、メンバーの怪奇的でホラーを感じさせる表情が印象的だ。

　24位に初登場したのは、星街すいせい「Caramel pain」（146.5万回）。1月に配信リリースした3rdアルバム『新星目録』の収録曲で、MVはTOOBOEやEve、ずっと真夜中でいいのに。など、数多くのアーティストのMVを手がけている映像創作ユニット「擬態するメタ」が担当している。

※カッコ内は視聴回数

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