イスラエルのネタニヤフ首相訪問のハンガリー ICC離脱を決定
イスラエルのネタニヤフ首相は3日、ハンガリーでオルバン首相と会談した。ハンガリーは国際刑事裁判所(ICC)の加盟国の一つ。昨年11月にICCから逮捕状を発行されて以降、ネタニヤフ氏が加盟国を訪れたのは初めて。
加盟国にはネタニヤフ氏を拘束する義務があるが、オルバン氏は応じない姿勢だ。ロイター通信によると、オルバン氏はネタニヤフ氏との共同記者会見でICCが「政治的になった」と批判し、ICCから脱退する方針を表明した。
両首脳は会談で、トランプ米大統領が主張する、パレスチナ自治区ガザ地区の住民を域外移住させる計画などについて議論した模様だ。オルバン氏はトランプ氏と親密な関係にあるため、ネタニヤフ氏はこの案への支持を求めたとみられる。
東欧メディア「バルカン・インサイト」によると、オルバン氏とネタニヤフ氏は20年来の友人でもある。2人はそれぞれ1990年代後半に初めて自国の首相に就任。オルバン氏は、イスラエルを強い国家に発展させようとするネタニヤフ氏の政治姿勢に感銘を受け、親しくなったという。
昨年11月にICCが戦争犯罪に関与した疑いでネタニヤフ氏に逮捕状を出すと、オルバン氏は「間違っている」と決定を批判し、ネタニヤフ氏は安全にハンガリーを訪問できると表明していた。
イスラエルに連帯を示す欧州のICC加盟国には、ハンガリー以外にも不逮捕を示唆する国がある。フランス政府は昨年11月、イスラエルがICCに未加盟であるため「免責」の対象となるとの見方を示した。ポーランドも今年1月、アウシュビッツ強制収容所の式典への安全な参加を保証すると表明している。
ICCを巡っては、2023年に逮捕状が出されたロシアのプーチン大統領が昨年9月、加盟国のモンゴルを訪問。モンゴル政府は「中立」を理由に逮捕しなかった。【ベルリン五十嵐朋子】
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