田中将大、日米通算200勝へ復活の白星 移籍後初登板で5回1失点

2025/04/03 21:42 

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 ◇○巨人5―3中日●(3日・バンテリンドーム)

 復活へ、まず一歩目を踏みだした。巨人に移籍後初先発した田中将大が、楽天時代の2023年8月26日以来、586日ぶりの白星。5回1失点の粘投に「リリーフ、バックの守りとみんなに助けてもらい勝たせてもらった」と感謝を口にした。

 勝利投手の権利まで、あと1イニングに迫った五回。2与四球などで1死満塁と長打が出れば同点の状況を迎えた。

 中日の3番・細川成也に対し、「最後、出し切るしかなかった」と全力で腕を振った。昨季23本塁打の強打者に対し外角に変化球を集め、最後はスライダーを引っかけさせた。三ゴロで併殺に打ち取ると、マウンドで右手の拳を力強く握りしめ、大声でほえた。ポーカーフェースで淡々と投げていた田中が初めて感情をむき出しにした。

 新天地で復活を期すべく、久保康生巡回投手コーチの指導の下で取り組んだフォームの修正の成果も徐々に出始め、オープン戦でも好投。開幕ローテーション入りを果たし、「結果を残してそういった人たちに返していきたい」と話す。

 最速149キロをマークし、かつての力強い球威は戻りつつある。一方で制球がばらつき、5回を投げ96球を要し降板。投球の手応えについて「ないです」ときっぱり。その上で「こんなのじゃダメ。次の登板で繰り返さないようにしていかなくてはいけない」。残り「2」に迫った日米通算200勝の偉業達成へ、レジェンド右腕はどう修正を図ってくるか。【牧野大輔】

毎日新聞

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