坂元裕二氏、物語の元ネタは“面白い人” 『花束みたいな恋をした』秘話「知り合いの男女が飲み…

映画『片思い世界』公開記念ティーチインに参加した坂元裕二氏 (C)ORICON NewS inc.

【写真】かわいい!観客向けのフォトセッションでピースサインする坂元裕二氏
冒頭のあいさつで坂元氏は「最近よく使うけどわかってない言葉の第1位がティーチイン。だから、あまりわかってないんです」と話して笑わせた。
ティーチインでは、本作で坂元氏が脚本を担当した映画を見たのが3本目という若い学生からの質問が。「毛色が違うのに、全部のキャラクターが『人だな』と思う。核みたいなものが掴めないので作品を作る上での芯は?」という投げられた。坂元氏は「ないです」と苦笑いで即答して会場には笑いが起きていた。
その理由も説明。「自分では、よく解釈しているんだけど僕は人が好きで、あまり自分には興味がないんです。自分のことを何か書きたいと思ったことは、ほとんどないです」と明かす。それは自身にとって、とてもポジティブなことだそう。「誰か面白い人を見つけた時に『この人のお話を作りたいな』、『この人の面白さは自分しか気付いてないだろうな』と思う。『花束みたいな恋をした』は本当にそうで、知り合いの男女がいて、その2人が飲みながらずっとカルチャーの話をしているんです。誰も、この姿を映画にしようと思わないけど、これは面白くできるんじゃないかと思って。そういう関心から来て。誰か面白い人を見ると、その人について描写したくなる。それが自分のクセで。自分の内面から出るものを書きたいというより、誰かの会話をプロファイリングしてどういう人生を歩んできただろうと考えるのが好きで、それを物語にするのが好きで。だから書いたものがバラバラだったりする。それは自分が人間が好き、という長所だと思っています」と話していた。
本作は、映画『花束みたいな恋をした』以降、ドラマだけでなく『怪物』(第76回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞)、『クレイジークルーズ』(Netflix)、最新作『ファーストキス 1ST KISS』など、映画でも精力的に活動する脚本家・坂元裕二氏が新たに書き下ろした物語。
現代の東京の片隅、古い一軒家で一緒に暮らす美咲(広瀬すず)、優花(杉咲花)、さくら(清原果耶)。仕事に行ったり学校に行ったりバイトに行ったり。家族でも同級生でもないけれど、お互いを思い合いながら他愛のないおしゃべりをして過ごす、楽しく気ままな3人だけの日々。もう12年、強い絆で結ばれているそんな彼女たちの、誰にも言えない“片思い”とは。
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