アイスクリームの万博「あいぱく」開催、北陸・東海エリア限定発売だったSNS話題の『Vari…

2025/04/26 10:48 

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北陸・東海エリア限定で先行販売されていた『Variche(バリッチェ)』(森永乳業)が特別に会場内で販売

 アイスクリームの万博『あいぱく(R) Premium TYOKYO 2025』が5月6日(火・祝)まで、東京・新宿(新宿住友ビル 三角広場)で開催されている。今年10年目を迎えるイベントで、全国各地で開催。累計来場者数は440万人を超える国内最大級のアイスクリームイベントとなっているという。同イベントを主催するアイス評論家・アイスマン福留氏は、今年のアイストレンドは「食感と食べ比べ」だと解説。どのような傾向があるのか話を聞いた。

【写真】出店するといつも長蛇の列…桃農家カフェ・ラスペカの「はなよめ」「黄金桃」を食べ比べ

 購入者が「自分で体験する」「五感で楽しめる」アイスクリームがヒット傾向にあると福留氏。

「自分でひと手間加えることで、より美味しく感じたり、楽しめる要素を入れた商品が増えてきています」(アイスマン福留氏、以下同)

 今回は、北陸・東海エリア限定で先行販売されていた『Variche(バリッチェ)』が特別に会場内で販売されている。「エリア限定にも関わらず、SNSやネットですごい反響があって。見た目、チョコの素材、存在感ももちろん、スプーンで表面を割って食べ進めるのが楽しいと。最初から整っているのではなくて、自分の感覚で手を入れて、食感のグラデーションや味の比率を変えられる。それで、さらに美味しくなる。そういう商品が増えています」。

 背景には、動画コンテンツとしてASMRコンテンツが劇的に増えたことも関係しているという。「食べたときの食感、音…実際に自分も試してみたいという感覚があると思います」。

 今年10年目を迎える同イベントは「食べ比べ」がキーワードになっている。北海道・十勝の「牧場のミルクソフト」が3種類食べ比べできたり、桃農家カフェ・ラスペカの人気ジェラート「桃のジェラート」と様々な桃アイスをダブルで注文して食感の違いを楽しむこともできる。

「違いを知ってもらうというのが、楽しいかなと。『Variche(バリッチェ)』のように、自分で工夫して食べ進めるのもそうですけど、普段食べているアイスの楽しみ方として、”食べ比べてみる”のはおすすめ。たとえば桃アイスでも、ただの桃アイスとしてではなくて、品種の違い、産地の違いなど、こだわりがあります。そこを感じていただきながら、アイスクリームを楽しんでほしいです」
ORICON NEWS

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