太っていた時期も人生を楽しく生きれば良かった…35キロ減量成功した女性の後悔「どんな体型でも自信を持って生きるべき」│@T COM(アットティーコム)ニュース

太っていた時期も人生を楽しく生きれば良かった…35キロ減量成功した女性の後悔「どんな体型で…

2025/05/15 07:20

減量前と減量後のJuriaさんのビフォーアフター

　9ヵ月で35キロのダイエットに成功したJuria（@j14505）さん。19歳から20歳にかけて挑戦したダイエットで、最大で75キロあった体重を40キロまで減量しました。TikTokに投稿された彼女のビフォーアフター投稿は、47万回再生され「努力の賜物」「人間って努力すればこんなに綺麗になれるんだ」「えぐすぎる」と多くのコメントが寄せられています。ダイエットを決意したきっかけや成功後の心境の変化について、投稿者のJuriaさんに話を聞きました。

【写真】輪郭クッキリ、目もとがまったくの別人に…35キロの減量に成功したJuriaさんのビフォーアフター

■「鏡に映った自分の姿を見ると消えてしまいたくなる」人生を楽しく生きるために決意

――35キロものダイエットを決意した理由・きっかけについて、教えてください。

【Juriaさん】とにかく醜い自分が大嫌いでした。鏡は一切見ませんでした。鏡に映った自分の姿を見ると消えてしまいたくなるから。あとは人の目を見ることや話すことも難しかったです。太っていた時期は高校3年間でしたが、とにかく目立たないように過ごしました。友達も誰1人できなかったです。私なんて存在が人の視界に入ってはいけないものだと信じ込んでいました。ですが、こんな人生もちろん嫌で、20代からは人生を楽しく生きたい。変わりたい。そんな気持ちでダイエットをすることを決意しました。

――太っていた時期や思春期・学生時代に、周囲からの言葉や態度で傷ついたことや精神的に辛い経験はありましたか？

【Juriaさん】私が立って歩くだけで笑われました。力士の弟子みたいだねと（笑）。「どうしてそんなに太っちゃったの？」と過去の私の可愛い写真と太った私を見比べながら笑う人もいました。私が笑顔を見せるだけで気持ち悪いと言ってくる人もいました。苦しかったです。生きていることが辛かったです。

――悔しさでダイエットを頑張る転機となった出来事などはありましたか？

【Juriaさん】やっぱり普通に生きているだけで笑われたことですかね。私もその場の雰囲気を壊さないように無理して一緒に笑うのがとても心苦しかったです。

■人に会う機会が増えたことで自分に自信「“可愛い”や“綺麗”は魔法の言葉」

――減量後、周囲の反応は？

【Juriaさん】まず、私に関わる人たちの態度が全員とても優しくなりました。太っていた私を笑ってきた人も私に近づいてくるようになりました。とても分かりやすいですよね。そして自分で言うのもなんですが、異性にとてもモテるようになりましたね。友達と食事をしていると私たちのお会計を勝手に済ませて、私の連絡先を聞いてくる人も何人かいました（笑）。こんな人生を私が経験することになるとは私も思ってもいなかったです。

――35キロ痩せたということで、ダイエットがなかなかうまくいかない時期や精神的に落ち込むこともあったのではないでしょうか？　モチベーション維持方法について教えてください。

【Juriaさん】もちろんありました。精神的に大変でした。でもそれよりも痩せたい気持ちの方が勝ちました。もう変わるにはどんなことも我慢してやるしかないと思って必死に頑張りました。モチベーションを維持する方法としては、痩せた後の自分を想像することでした。着たい服を着て、ショッピングして、友達と遊んで、笑顔を輝かせながら生きる自分の姿を想像することがモチベーション維持方法でした。

――ダイエット過程で、より垢抜けにつながる効果があったと感じたものは？

【Juriaさん】メンタル部分ですかね。自分に自信を持つことです。私はとにかく人と会う機会を増やしました。「可愛い」や「綺麗」という言葉は本当に魔法の言葉だと思います。色々な人に言ってもらうことが増えてからどんどん可愛くなっている気がします（笑）。

■「結局自分は自分でしかいられない。少しでも幸せに生きられる選択をすればいい」

――ダイエットに成功したことで、見た目への考え方やコンプレックスに対する向き合い方はどう変化しましたか？

【Juriaさん】私はどんな体型でも自信を持って生きるべきだと学びました。私は、過去を後悔しています。太っていた時期も可愛くなる努力をして人生を楽しく生きれば良かった。もっとたくさんの人と出会って思い出を作れば良かったと本当に後悔しています。だから私は今後また太ったとしても、その時も人生で一番可愛くなってやろうと思っています（笑）。

――見た目のコンプレックスに悩む方へ、どんな言葉をかけていきたいですか？

【Juriaさん】私もコンプレックスがとても多いです。他人と比較することもたくさんあります。ですが、結局自分は自分でしかいられないんです。その中でも自分が少しでも幸せに生きられる選択をすることが一番良いのではないかと思います。あと今後の目標としては、どんな体型でも自信を持って人生を楽しんで生きられるようなコンセプトのファッションブランドなど立ち上げられたら良いなと思っています。同じ悩みを持った方達のお手伝いができる日が来るように頑張ります。