巨人からトレードの秋広、大江両選手が入団会見 SBでの活躍誓う

2025/05/14 18:57 

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 プロ野球の巨人からソフトバンクへトレードで移籍した秋広優人選手(22)と大江竜聖投手(26)が14日、福岡市のみずほペイペイドーム福岡で入団記者会見に臨んだ。秋広選手は「このトレードを良いタイミングに」と意気込み、大江投手は「結果で感謝と恩返しを」と活躍を誓った。

 今回のトレードでは、ソフトバンクからリチャード選手(25)が巨人に移籍して、2人がソフトバンクに加入した。

 プロ5年目の秋広選手は、今回のトレードについて「まだ実感は湧かない」と素直な気持ちを話し、「名前と顔を早く覚えてもらえるように頑張る」と話した。

 身長2メートルの大型内野手として注目され、2023年に121試合に出場して111安打を記録するなど活躍したが、24年は26試合、今季も5試合の出場にとどまっていた。

 ソフトバンクは将来の主軸候補の一人として期待を込めて獲得した。

 再起を懸ける秋広選手は「トレードを良いタイミングにして相手球団から恐れられる選手になる。(巨人との対戦の時には)お世話になったが試合になれば違う。チャンスがあったら打ちたい」と述べた。

 大江投手はプロ9年目の左腕。キレのあるスライダーなどが持ち味でソフトバンクでは、手薄な中継ぎとしての活躍が期待されている。今季はここまで1軍での登板がなかった。

 大江投手は、移籍したリチャード選手が13日の広島戦で本塁打を放つなど存在感を発揮したことについて「すごいなと思います」と称賛。その上で「結果で感謝と恩返しをしたい。チームの戦力になれるようにどこでも全力で投げる。特に左打者は必ず抑える気持ちで挑み、どんな日も全力で腕を振る」と話した。

 最後に2人は新しいユニホームと帽子を披露。その後は1軍の試合前の全体練習にも参加し、選手やスタッフなどにあいさつするなどした。【林大樹】

毎日新聞

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