高級サクランボ「佐藤錦」が給食に 児童ら初夏の味覚を堪能 山形

2025/05/14 16:32 

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 山形県村山市立大久保小(尾崎惣校長)の給食で14日、高級品種「佐藤錦」のサクランボが登場し、子供たちは笑顔で「赤い宝石」をほおばっていた。

 地域の農家で組織された「食材応援団」(高谷太代表)が地元で取れた食材を子供たちに親しんでもらおうと、2004年から続けている取り組み。夏は小玉スイカやキュウリ、冬には大根や白菜といった季節ごとに旬の食材を給食で提供している。

 ハウス栽培の170粒のサクランボがランチルームに運ばれ、53人の児童に2粒ずつ振る舞われた。4年生の大場萌恵さん(9)は「甘かったり酸っぱかったりして、おいしかった。みんなと食べられてよかった」と級友たちと初夏の味覚を堪能していた。【竹内幹】

毎日新聞

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