“露伴”高橋一生、原作者・荒木飛呂彦氏からのアイデアに「飛呂彦さんの描写でも見てみたい」

2025/06/05 19:22 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『岸辺露伴は動かない 懺悔室』大ヒット御礼アンコール舞台あいさつに登壇した(左から)渡辺一貴、高橋一生 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の高橋一生が5日、東京・日本橋で行われた「『岸辺露伴は動かない 懺悔室』大ヒット御礼アンコール舞台あいさつ」に登壇した。観客の前で監督・渡辺一貴とともに映画の裏側を語った。

【写真】これは貴重…!原作・荒木飛呂彦によるアイディア

 高橋が主演を務める映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(公開中)は、漫画家・荒木飛呂彦氏の『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのスピンオフ作品を原作とする実写作品の最新作。本作は原作漫画の初期エピソード「懺悔室」をもとに、日本邦画初となる全編イタリア・ヴェネツィアロケを敢行し制作された。

 主人公の人気漫画家・岸辺露伴を演じる高橋は、観客の拍手に笑顔で手を振り登場。「4週目!4週連続で舞台あいさつをさせていただいているみたいです、僕ら」「こんなにもみなさんの反響が多く、こういう場を作っていただけること、とてもありがたく思っております」と感謝。渡辺監督も「まだまだ話してないこといっぱいありますので、本日も楽しんでいただきたい」とあいさつした。

 原作をアレンジした部分が高い評価を受けている本作だが、荒木氏からのアイデア提供があったという。渡辺監督は「思いもしなかったアドバイスといいますか、具体的なアイデアをいただきまして」とうれしげに語った。

 内容は、ある一人のキャラクターの“壮絶な死”について。会場では荒木氏の描いたラフ画も紹介されたが、渡辺監督は「少しネタバレになりますけど……」と伺いつつ、「この方が…絶命されるんですけど…」と明かし、内容を知るファンたちの笑いを誘った。

 渡辺監督は「6年やってきて先生からアイデアをいただくのははじめて」と感激した様子。高橋も「実写にするからにはこういう形にするのはどうだろうとアイデアをもらえるなんて、最初の頃は想像もしなかった」とうなずいた。

 原作とは異なるその“死に様”について、高橋は「これ、飛呂彦さんの描写でも見てみたい。漫画でどういうふうに(描かれるのか)」と興味を示した。
ORICON NEWS

エンタメ